リハビリテーション科
/ 概要
リハビリテーションとは、身体を元通りにするための機能回復訓練だけでなく、体の健全な部分の能力向上、道具の使用や住宅改造による生活の利便性・安全性の向上、そして人的支援サービスの利用による、患者の「人間らしく生きる権利」の回復とされています。
当院では高齢者の方、透析患者さんが数多く来院されており、個々の要望に則し各専門職、近隣施設と連携しながら、患者さんが病気と付き合いながらも安心して生活ができる様に、患者自身およびその周囲を整えるお手伝いをさせていただいております。
● ベッドサイド

疾病急性期により離床が困難な場合には、ベッドサイドより訓練を開始します。
● 訓練室

当院では「人の手に勝る機器はない」をコンセプトに、徒手療法を中心に施行しています。
● 日常生活訓練室



日常生活訓練室では、ご自宅の環境を可能な限り再現し、退院後の生活を想定した動作の練習を行います。
● 透析室


透析中の運動を希望される患者さんには、医師と相談・評価の上、自主トレーニングの指導を行っています。
退院後の自宅生活において困ることがないように、退院前訪問を行い、他職種と相談の上、環境整備を行います。
■ 写真のお住まいの例
・寝室は応接間に変更
・L字バー付きのベッド導入
・応接間の出入口までに横手すり設置
・ベッドの向きは、逆でも可能(頭がテレビの方でも玄関の方でも可能)
このように退院後も日常生活において困ることがないように、事前にご自宅に訪問させていただき環境の整備のご提案と実施をさせていただきます。
