皮膚科の診療について
アトピー性皮膚炎、じんま疹、乾癬などの日常的な皮膚疾患、細菌やウイルスの感染症、皮膚良性腫瘍や皮膚潰瘍などに対して軽症から中等症までの患者さんの外来治療および当院で可能な範囲で入院治療を行っています。
診療内容
- 皮膚疾患で基本となる外用治療やスキンケアについて説明しながら、患者さんそれぞれの悪化因子をなるべく避けるようにアドバイスします。アトピー性皮膚炎・じんま疹の難治例に対しては生物学的製剤の投与が可能です(免疫抑制剤や、乾癬のバイオ投与は行っていません)。
- 帯状疱疹については当院麻酔科と連携しながら末梢神経障害性疼痛などの合併症予防を考慮した治療を行っています。50歳以上の方への予防接種を推奨しています。(予防接種案内パンフレット PDF)
- 皮膚良性腫瘍については液体窒素での冷凍凝固術や、局所麻酔で可能な摘出術を行っています。皮膚がんを疑う症例は当院で検査を行ってから、治療のできる医療機関へ紹介いたします。
- 陥入爪はテーピングでのセルフケアを継続しながら、難治例は局所麻酔での爪甲部分切除を検討します。巻き爪マイスターによる矯正も行っています。(巻き爪マイスター矯正案内パンフレット PDF)
- 褥瘡(床ずれ)患者さんの診察をご希望の場合、できれば事前にまず創部の写真を見せていただき、なるべく予約診療での受診をお願いします。診療体制上、当日受診や即日入院が難しいことがあります。
担当医師
□ 専門医・資格など
- ・日本皮膚科学会 認定専門医
- ・日本感染症学会 認定ICD
- ・日本褥瘡学会
- ・日本フットケア・足病医学会/li>
医療機器

UVB-LED光線療法機器

高周波メス

ピコ秒レーザー
UVB-LED光線療法機器
紫外線の免疫抑制作⽤を利⽤して、過剰反応をおこしている皮膚の症状を沈静化させる治療法です。紫外線を患部に照射して処置します。
主な対象疾患:アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、円形脱毛症、尋常性白斑
紹介パンフレット(PDF)はこちら
高周波メス
皮膚腫瘍切除時に、通常の電気メスに比べダメージの少ない切開や止血が可能です。
ピコ秒レーザー
ワンランク上のシミ治療 ピコレーザー。ピコ秒(1兆分の1秒)単位でレーザーを照射し、衝撃波でメラニン色素を細かく破壊して除去することで、痛みやダウンタイムのリスクも抑えられる肌にやさしい最先端の美肌レーザー治療です。
詳細は『シミ治療』のページをご覧ください。
可能な検査
- ダーモスコピー
- 皮膚生検
- デルマクイック(水痘・帯状疱疹、単純ヘルペス、爪白癬の抗原定性)
- パッチテストパネル(かぶれの原因検索のための皮膚貼付テスト )※検査できる項目リスト(PDF)
- 吸入性・食餌性・薬物アレルギー検査(血液での外注検査です)