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皮膚科コラム

【コラム⑮ 紫外線から皮膚を守りましょう①】
2024-05-07
あなたの皮膚の紫外線に対する反応は以下のどのタイプでしょうか?
 
 山陰地方でも3月初めから10月末までは日照時間が長くなるとともに紫外線が多くなります。
 紫外線B波は表皮で皮膚が赤くなる炎症を起こし、シミ・乾燥や皮膚がんの原因になります。紫外線A波はより深く真皮まで届き、皮膚を黒くする色素沈着を起こします。また真皮のコラーゲン線維にダメージを加えてシワやたるみの原因になります。
 自分の皮膚の紫外線に対する反応(スキンタイプ)を考えて、シミや皮膚がんの予防に役立てることができます。

スキンタイプ

紫外線に当たった後の反応

皮膚のメラニン色素

(紫外線からの防御力)

常に赤くなり、皮膚の色は全く濃くならない

少ない(弱い)

常に赤くなり、その後皮膚色が少し濃くなる

 

時々赤くなり、必ず皮膚色が濃くなる

 

決して赤くならず、必ず皮膚色が濃くなる

多い (強い)

 

  • スキンタイプⅠの人は皮膚色が薄く、紫外線防御力が弱い人です。家族に皮膚がんになった方がいれば、特に注意が必要です。
  • 日本人の大部分はスキンタイプⅡ~Ⅲに当てはまるとされます。
  • スキンタイプⅣの人は皮膚色が濃く、外傷・皮膚炎・レーザー治療などの後の色素沈着を起こしやすいと考えられます。
 
 (次回に続く)
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