泌尿器科

担当医師

     

(さえき ひであき)

佐伯 英明
  • 病院長
  • 日本泌尿器科学会(指導医・専門医)
  • 日本医師会認定「かかりつけ医」
 

(なかもと たかひさ)
中本 貴久

  • 泌尿器科部長
  • 日本泌尿器科学会(専門医)
 

(にしお てつや)
西尾 徹也

  • 名誉院長
 

 

 

尿路結石治療や尿路性器悪性腫瘍の早期発見のための各種検査を行っています。
尿路結石治療では、体外衝撃波砕石装置(ESWL)による原則無麻酔の治療で患者さんの負担を軽減しています。
前立腺癌では、前立腺特異抗原(PSA)、カラードップラー経直腸超音波検査により早期発見に対応しています。

泌尿器科(検査室)

泌尿器科(検査室)

結石破砕治療室

結石破砕治療室

 

対象疾患

 1)尿路結石治療
鳥取県内では最初に(平成3年より)体外衝撃波砕石装置(ESWL)を導入しました。機械の更新に努めており現在3機種目のメディスペック社製リソトリプターを平成15年に導入しております。原則的に無麻酔で治療を行い治療の負担が軽減しました。ESWLで治療が難しい症例には内視鏡的に治療を行っております。

2)前立腺肥大症
経尿道的レーザー前立腺核出術(HoLEP)を主として行っています。平成23年年から開始し、平成25年末までに130例に対し行いました。

3)尿路性器悪性腫瘍
早期発見に努めています。特に前立腺癌では前立腺特異抗原(PSA)、カラードップラー経直腸超音波検査の採用により早期発見例が増加しています。

膀胱癌については大学病院などに治療を依頼しています。

4)神経因性膀胱
ウロダイナミックシステム(下部尿路機能検査装置:)を使用して原因究明し、積極的に治療を行います。自己導尿の指導にも専門職員が基本操作からわかりやすく指導させて頂いております。

5)尿失禁
女性腹圧性尿失禁に対しては、骨盤底筋体操の指導を行っております。

6)ED(勃起障害)
相談、検査、治療積極的に行っています。

7)性病の治療
増加傾向にある性病に対して、原因菌の検索、避妊法の指導、SEXUALパートナーへの治療のアドバイスを行っております。

8)その他
包茎、避妊方法の相談も受け付けております。

 

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泌尿器科の主な病気

1)腎臓

 腎細胞癌:1万人に1人の割合で腎細胞癌が出来るといわれております。最近は症状がなくても検診の超音波で早期発見される方が増えています。
腎盂尿管癌:尿路上皮である移行上皮由来の癌です。血尿が主症状ですが発見が遅れると転移浸潤を起こします。早期発見が大切です。
腎結石:無症状のことがありますが腎臓の中で結石ができる病気です。サンゴ状に大きくなる場合があります。尿管の項で治療については説明します。

2)尿管

尿管結石:尿管に結石が詰まると「七転八倒」の痛さです。救急車で救急病院に坦送される方も稀ではありません。以前は開腹して結石を摘出しておりましたが、今はお腹を切らなくても結石を破壊できる体外衝撃波破砕装置(ESWL)があります。平成16年は75人の患者さんにESWLを行いました。 破砕治療は特別大きな結石でない限り、1回の治療で終了です。 再発予防について、食事等についても指導しています。

3)膀胱

膀胱炎:尿が近い、尿の終わりが痛かったり、残った感じがするのは急性膀胱炎のことが多く、圧倒的に女性に起こります。膀胱炎だけでは熱がでませんが、腎臓にまでばい菌が達すると40度近い高熱を生じます。  
膀胱がん:無症状で血尿が出る場合は膀胱癌のことがあります。放っておいても血尿は止まりますが、その間に病気が進行するので要注意です。早期ならばお腹を切ることなく、尿道から内視鏡で癌だけ取り除けます。BCG(結核菌)を膀胱に注入することで再発が少なくなりました。  
尿失禁:40歳台以上の女性の2割以上の方に尿の漏れ(尿失禁)があるといわれています。尿失禁には大きく腹圧性(くしゃみなどでもれる)、切迫性(尿に行きたくなると間に合わない)、溢流性失禁(あふれるためもれる)の3つのタイプがあります。女性の尿失禁は腹圧性、切迫性あるいはその両方のタイプです。そのタイプによって適切な検査、治療を行えば尿失禁は軽減します。恥ずかしがらずにご相談ください。

4) 前立腺

前立腺がん:人口の高齢化と食生活の欧米化で癌が急速に増加してきています。米国では男子の癌の一番が前立腺癌、死亡率でも肺ガンに次いで第二位です。谷口病院でも下図のように前立腺がんが多数見つかっております。平成15年には60名の方に前立腺がんを発見しました。PSAという血液中の特殊な蛋白質と超音波ガイド下生検を行うことにより、早期に癌を発見できるようになりました。告知を原則にして、最良の治療を選択されるよう取り組んでおります。
50歳を過ぎたら人間ドック、集団検診などでPSAの検査を受けて早期発見につとめることを勧めます。

 

 経直腸超音波ガイド下前立腺生検の結果
  生検患者数(人) 癌検出者数
平成12年  60 34(57%)
平成13年  63 37(59%)
平成14年  79 46(58%)
平成15年  132 60(45%)
平成16年  91 39(42%)
平成17年  129 81(63%)
平成18年  97 64(66%)
平成19年  75 31(41%)
平成20年  95 48(51%)
平成21年 82 37(45%)

 

前立腺肥大症:50歳以上の男性の方はほぼ全員の前立腺は肥大しています。「尿の出が悪くなった。出だしが悪い。夜の排尿回数が増えた。尿が間に合わない」といった症状を訴えるのは、ほとんどが前立腺肥大症です。前立腺は精液の栄養を与える臓器ですが、年齢とともに内腺という部分が大きくなり、尿道や膀胱を圧迫、刺激して症状が発現します。症状が軽度から中等度の方には内服や高温度療法を、外来で行います。症状の強い方は、尿道から内視鏡を挿入して肥大した部分を電気メスで取り除きます。入院期間は1週間程度です。
前立腺炎:30~40才代の男性で排尿時の痛み、排尿の出が悪い、会陰部の不快感、発熱がある場合は前立腺に炎症を起こしていることがあります。いずれにしても泌尿器科専門医に受診してみてください。

5)尿道

尿道炎:男性で下着にウミがでたり、排尿のとき痛みがあるときには尿道炎が疑われます。性病の疑いもありますから検査が必要です。性感染症に罹患の疑いのある方には罹患機会(フーゾクに行ったか?など)、相手(フーゾクの人かそれ以外か)、特定のセックスのパートナーがいるか?などについてお聞きすることがあります。性感染症であれば、セックスのパートナーの治療も同時に行わないと治りません。

6)陰茎

包茎:ペニスが完全に皮でおおわれていて、頭がまったくでないのを真性包茎といいます。不潔なので成人の方には手術をおすすめしています。外来で手術を行います。健康保険が使えますから自己負担は少ないです。
ED(勃起障害):男性で性交ができないことをED(勃起障害)といいます。この分野の進歩は近年著しく、内服薬、注射などで大部分の方で性交ができるようになります。恥ずかしがらずにご相談ください。

7)精巣(睾丸)、精巣上体(副睾丸)

精巣炎、精巣上体炎:炎症を起こすと、陰のうが腫れ、触れると痛く、高い熱が出ます。おたふく風邪と合併して発症することが多いです。同様の症状で精巣上体の炎症があります。
陰のう水腫:痛みも熱もなく、腫れているときには大人も子供も陰のう水腫といって水が貯まっていることがほとんどです。まれに悪性の腫瘍ができることが年齢を問わずあり、診察を受けておく必要があります。
停留精巣:子供の睾丸を風呂場でも触れないとき、睾丸がお腹の中にかくれていることがあり(停留睾丸)2歳までには専門医に受診してください。
精巣回転症:思春期の子供に多く見られる病気に精巣回転症があります。精巣が陰のう内で回転して栄養血管がねじれ、血流障害を起こす病気です。発症直後から激しい下腹部通、陰嚢痛が出現します。6時間以内に手術してねじれを戻さないと精巣が腐ってしまうのでこういう症状が出現したら直ちに泌尿器科に受診して下さい。

 

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